皆さんは、100年先の未来を思い描いたことがあるでしょうか。
追われるように過ぎていく毎日の中
ただ時だけが無常に流れていき
気付けば一日また一日…。
一週間…。一ヶ月。一年…。
もちろんそれでもいいのかもしれない。
そんなものなのかもしれない。そう思っていました。
でもある日、ふと目にした
『今からおよそ100年後の世代が住みやすく心豊かに暮らせる境港であってほしい』
その言葉に心が動き出したのです。
今私がここに存在しているのは、両親がいるから。そして祖父母がいたから。
私たちは必ず誰かの子供であり、誰かの孫でありそして曾孫であり、玄孫なのです。
それは、決して特別なことではなく当たり前のことなのですが、いつもはどこかに忘れてしまっていること…。
そんな大切なことを思い出させてくれた場所こそが『Yashago Base(やしゃごベース)です。
私自身、鳥取県で育ち、山陰が好きで境港が好きでここにいます。
1年先、10年先さえどうなってしまうのか分からない不安定な現代の中で
100年先の玄孫たちを思い、境港を思い動き始めた新しいプロジェクト玄孫プロジェクト。
徐々に減り続けていく人口、その反面、増えていく空き家や廃校、活気を失った境港を前になにかしたい!
いつか子供たちが県外に出て故郷を思った時、
戻りたくなるような境港っていい場所だよと紹介したくなるような‥そんな場所を作りたい!
そんな玄孫プロジェクトの熱い気持ちを知り、感銘を受けたことをきっかけに『玄孫だより』を書かせてもらうことになりました。
Yashago Baseを通し、私がこの目で見てそして感じたことをこの場でお伝えできたらと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
執筆/撮影…詩的な記憶
フリーライター。note『詩的な記憶』でエッセイ、詩などを執筆。
鳥取マガジンにライターとして参加。山陰の素敵な場所、美味しいものなどを発信しています。
お問い合わせは Sitekinakioku@gmail.com