その日、赤い引き戸を開けた先に待っていたのは
境港の未来への夢を語る役員の一人山崎さんの姿でした。
突然の訪問だったのにもかかわらず快く玄孫プロジェクトの活動内容を話してくださり、その楽しそうな様子に私も夢を見たくなったのかもしれません。
「私にも何かお手伝いできませんか。」気付くとそう口にしていました。
あの日尋ねたことが、こうして書いている「今」に繋がったのです。
秘密基地をイメージして作られたというYashago Baseには、子供たちがワクワクするような楽しいことがたくさん。
赤い引き戸開け、向かって左側の部分。
この時点ではまだ黒い長テーブルが壁に沿って置いてあるだけなのですが…
オープンまでには、パソコンが3台入る予定となっており、ここは子供たちがeスポーツをする場所に。
パソコンはなんとハイスペックなものを揃えてくれるそうです。楽しみですね。
そして道路側に面した部分。
こちらは、フリーペースになるとか…。
そして入ってすぐの反対側の右の場所。
まだ棚だけの状態ですが…ここはなんとマーケティング体験スペースに。
マーケティングとは商品やサービスが売れるようにする一連の流れのことで、ここでは子供たちが顧客のニーズを探るために市場調査などに基づき分析。
そこから商品を企画、開発、商品を知ってもらうためのプロモーション活動も子供たちが考え行います。
そのサポートをYashagoプロジェクトが担う形となります。
そして…外に出て↑矢印の方へ進んでいくとその奥にはなんと!
足湯があります♬
地域に住む高齢者の方々にも気軽に活用してもらえたら…そして交流の場になったら…というYashagoプロジェクトの優しさが詰まった足湯なのです。
そして縁側から中へと入ると…
フリースペースとなっているこの場所も地域の人達の憩いの場所、コミュニティスペースとして活用できる場所となっています。
今後の予定としては、ファゴットという楽器の演奏会なども企画されているようです。
私も聴きに行きたいな。楽しみですね♬
執筆/撮影…詩的な記憶
フリーライター。note『詩的な記憶』でエッセイ、詩などを執筆。
鳥取マガジンにライターとして参加。山陰の素敵な場所、美味しいものなどを発信しています。
お問い合わせは Sitekinakioku@gmail.com